コロナ・パンデミックのその先
今回のコロナウイルス(COVID-19)による
パニックは序章に過ぎず、今後より致死的で
感染力の高いウイルスの発生、
そしてそれに続くパンデミックが起こる可能性が
あらゆる分野から指摘されています。
「起こるかもしれない」ではなく、
「いつ起こるのか」という観点で
考えなければなりません。
本来のパンデミックは、
大量の畜肉を供給する工場式畜産から起こる
と予測されています。
家畜の世話をする人の靴底から、
あるいはネズミ・ハエ等が野生動物の
排泄物を畜産工場内に運ぶことによって、
病原体は侵入します。
家畜が密集していて
日光が入らない、
風通しが悪く
排泄物の管理が不十分な環境は、
ウイルスや細菌にとって格好の環境となります。
まさに“三密”の条件が揃った過酷な環境下で
飼育される動物には、
ストレスが蓄積していきます
同時に免疫力も低下し、
ウイルスへの感染リスクは
上がっている状態にあると言えるでしょう。
日本国内でも養鶏場や養豚場で集団感染が発生し、
全家畜を処分したというニュースを度々目にします
コロナウイルスと同じRNAウイルスである
鳥インフルエンザウイルスは、
複製の度に変異を繰り返す特性を持っています。
水鳥の腸に感染し、
水を介して感染を繰り返していた
鳥インフルエンザウイルスは、
畜産工場内の陸上動物に感染すると
腸以外の臓器に感染する“変異種”が
生き延びることになります。
そうなれば、ヒトに対しても病原性と
感染性の高いウイルスが出来上がります。
そして、ここを起点に次なるパンデミックが
生じると考えられています
本当に怖いパンデミックは、
世界中にある畜産工場のどこかからか、
あるいは食用の動物が生きた状態で売買される
ウェットマーケット(生鮮食品を取り扱う市場)や
ライブバード・マーケットから発生する
と言われています。
次のパンデミックを起こさない方法の一つは、
肉、乳製品、卵などの工業的畜産が
行われなくなることです。
そのためには、
食糧廃棄(食品ロス)の問題も含め、
我々一人ひとりが食料に対しての考え方を
改めなくてはなりません!!
豚肉・牛肉・鶏肉などの細胞を
再生医療の技術を応用して生産される「培養肉」、
大豆やえんどう豆などを主原料として生産される
「植物肉」の普及も加速することと思います。
しかし、そもそもとして飽食をやめること、
特に動物性たんぱく質の
過剰摂食を控える必要がある
ことを皆が受け止めざる得ない
時代になったのではないでしょうか。
~毎日を人とペットのWell-beingな生活に~、Wellbe Laboでした❣
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