保護動物の譲渡失敗!?

アメリカでは毎年およそ320万頭の動物が
動物保護施設から譲渡されており、
その数は年々増加しています。

ほとんどの飼い主が
新しい家族であるペットに満足していますが、
様々な理由で施設に戻される動物もいます。
余り語られることが無い
保護動物の「返却」について知ることも大切です。

一般的には、譲渡後の返却は
「失敗」とみなされますショボーン
現実的に、譲渡から返却までのプロセスが、
動物と飼い主の双方にとって
ストレスである可能性は否定できませんハートブレイク

しかし返却は、
そのストレスを長期化させて
より大きなものとさせずに、
短期的に解消させる手段である
こと。

そして、
飼い主家族にとっては、
保護動物の行動や
特性についての理解の向上となる

といったメリットになります。

サウスカロライナ州にある施設の記録によると、
譲渡された犬のうち、約1割が
譲渡後6カ月以内に戻されました。
返却された最も一般的な理由は、
行動上の問題
先住のペットとの不一致でした。

返却の理由は、若い成犬では、
「破壊行動」「多動性(または衝動性)」
仔犬では、
問題行動である破壊行動の割合は低く、
住宅事情など、「家主問題」において
高い割合で返却されました。
 

また、過去の研究では
中型および大型犬は、
小型犬より返却率が高い
ことが
示されていますもやもや


このことから、
返却リスクは、「犬のサイズ」
に起因する可能性があること。
また、「動物の行動」
が、飼い主家族との前向きな
関係の構築・発展において
重要であることが分かります。

譲渡が失敗する主な要因を明らかにすることで、
動物保護団体は予防策を立てること
動物と飼い主の双方に必要な支援を行うこと
が可能になります。

当院では、ある保護団体の支援をしていることから
譲渡後の相談を多く受けることがあります。

しかし、より深刻なケースの場合でも
訓練士やしつけインストラクターの
支援を受けることは可能なはずですが、
利用している飼い主は多くありませんガーン

返却を減らすために、
動物の行動に関する分野の支援プログラムは
大きな価値があるでしょうグッ

これから保護動物の譲渡を希望する
飼い主家族や友人から、
アドバイスを求められるケースも多々あります。
上記のような現実を知っておくことを
率直にお伝えしています。

新たに譲渡された動物と
人の関係の構築・発展において、
動物の行動を理解することが重要です。

里親のカウンセリングや、
譲渡後の支援サービス
の充実が求められます。

国内においても、まずは
各保護団体による情報開示が
その一助になると思われます。

 

~毎日を人とペットのWell-beingな生活に~
Wellbe Laboでした❣

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