猫は病院が大嫌い!?

猫についてのセミナー講師を

5年間ほどさせて頂いた機会が過去にございました。

ですから、猫については

沢山お伝えしたいことがあるのですが、

まずは、猫界における大きな社会問題!?

とも言える以下について、お伝えします。

「動物病院への通院は、

猫に大きなストレスを感じさせてしまうもので、

それは仕方のないこと」

とあきらめている方が、

日本全国にどれだけいるのでしょう。

そんなに猫にストレスをかけてしまうくらいなら、

「できるだけ愛猫を病院に連れて行きたくない」

と考えてしまっている方もかなりの数いらっしゃいます。

そればかりか、

猫を動物病院へ連れていくことに負担を感じる飼い主は多く、

「猫以上に動物病院への通院が飼い主のストレスになっている」

ご家庭も多いのです。

・愛猫が通院を嫌がることに

 飼い主自身がストレスを感じている

・猫と飼い主の双方が

 通院にストレスを感じてしまっている

猫の飼育頭数が犬の飼育頭数より多くなっている今、

このことは大変由々しき問題です。

「できるなら愛猫の通院時のストレスを軽くしてあげたい」

実は、飼い主だけでなく、

獣医師や動物病院スタッフも同じ想いです。

病気を治したい、健康になってもらいたい

と思う気持ちに、

飼い主と動物病院スタッフに変わりはありません。

猫が通院の際に感じるストレスを

少なくするためにできることは何でしょうか

必要なことは、

通院をするために猫にトレーニングをする

ということです。

ズバリ、猫にもトレーニングはできます

いわゆる“しつけ”というより、

トレーニングは“学習”です。

ここで言う学習とは、

「こちらの意図する所を相手(猫)に学んでもらう

(具体的には、動物病院は怖くないということを学んでもらう)」

ことです。

猫も犬と同様に学習するので、トレーニングは可能なのです。

犬では子犬の時にパピークラスが

動物病院などで行われるように、

猫も子猫の時に

動物病院やキャリーバックに慣れるための

取り組みを行った方がいいのです。

猫のために、

そして飼い主自身のためにも行うべきです

実は、ほとんどの子猫は通院時に抵抗をしません。

問題なくキャリーバックに入れられて、

スムーズに動物病院へ連れて来られています

子猫の飼い主は、現在全く怖がっていない愛猫が、

いつかキャリーバックに入れる事さえ困難になる

など想像もできないのです

ほとんどの場合、成猫になっても

そのままでいられることはなく、

動物病院へ通院することばかりか、

キャリーバックに入れる事さえできなくなる

のにもかかわらず…

ショボーン
ショボーン

この現実を、実は経験を通じて

多くの成猫を飼っている飼い主は知っています。

そして動物病院スタッフも知っています。

子猫を飼ったばかりの飼い主だけが知らないのです

ハッ

子猫を飼ったばかりの飼い主に、

この事実を丁寧に、そして誤解なく

伝えてあげなければなりません

!

問題のない子猫の時だからこそ、

今後のために伝えてあげる必要があるのです

!!

このことは、病気への対処と同じです。

病気になってから治すよりも、

トレーニングも、病院(キャリーバック)が

病気にならないようにすることが大事です

キラキラ

苦手、怖い、嫌いとなる前に、

子猫の段階で予防に取り組むことがとても大事です

グッ

治療は病院で行いますが、

予防は飼い主が取り組めます。

トレーニングも「苦手を克服する」(治療)のではなく、

「苦手にしない」(予防)を目指しましょう

OK

それなら、成猫はもうダメなの?

実際のトレーニングはどうするの?

ですよねっ

ウインク

次回、少しボリュームが多くなりますがご説明します。

~毎日を人とペットのWell-beingな生活に~、Wellbe Laboでした❣

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